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こんにちは、ばあばです。
私は元々の体質と持病の関係で感染症ハイリスク群(健康な人に比べてかかりやすく重症化のリスクが高い)だと医師から言われていて、日々ウイルス感染を防ぐ方法を実践中です。
取り組み始めたのは2009年の新型インフルエンザが流行したタイミング。
「これはホントにまずいカモ…」と生命の危機を感じたので、医師の指導を受けながら真剣に予防対策に取り組みました。
それから11年間ずっと対策を続けています。
詳しくはこちらをどうぞ。
この記事の内容
この記事では、私が実践しているウイルス対策の中からカイロでの対策を紹介しています。
カイロが有効な理由、カイロを使う上でのポイントや注意点などを詳しく紹介していますので、読んでみて下さい。
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体が冷えると風邪をひきやすくなる
昔から、体が冷えると風邪をひきやすくなると言いますが、医師曰くこれはホントのことなのだそう。
その理由は、
- 体が冷えると体温も下がる
- 体温が下がると免疫機能が低下するのでウイルスが侵入しやすくなる
- 体温が下がった状態が続くと体に入ってきたウイルスが増殖しやすくなるので発症しやすくなる
からとの事でした。
カイロを使って体温を上げる
そうじゃなくても免疫力が下がっている私にとってこれは怖いこと。
そこで、何とか体温を上げようとあれこれ考え、「カイロで体を温めて体温を上げればいいかもしれない」ということでした。
しかし、それで効果があるかどうかわからないので、担当医の先生に
- カイロで体を温めれば体温を上げることはできますか?
- 体温が上がることでウイルス感染症の予防に役立ちますか?
と質問したら、その答えはどちらもイエスでした。
これを聞いて以来、ウイルス感染症対策のためにカイロを活用しています。
以下のように、カイロの活用を実践&勧められているお医者さまもおられますので、参考にしてみて下さい。
【岐阜県土師市・土師内科クリニック】のブログ 転ばぬ先の杖 医師長谷川が30年間風邪をひかない理由・風邪&冷え性予防にはコレ -より
医師になって30年間インフルエンザになったことがありません。風邪で仕事を休んだこともありません。【中略】「先生はなぜそんなに元気なのですか?」と聞かれることもあります。そう言われてふと気がついたことが冬場は使い捨てカイロをほぼ毎日使っていることでした。
【岐阜県土師市・土師内科クリニック】のブログ 転ばぬ先の杖 医師長谷川が30年間風邪をひかない理由・風邪&冷え性予防にはコレ -より
冷えは大敵ですので、衣服の調節でうまく空気の層を作ってあたたかさを保つようにして下さい。
貼るカイロの活用も良いですね。
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カイロで体温を上げる方法
カイロで体温をあげるには、カイロを貼る場所さえ押さえておけばOKなのだとか。
ですが、カイロの使い方には注意点もあるそう。
以下で詳しく紹介します。
カイロを貼る場所
カイロで体温を上げるためには、下腹部の真ん中あたりを中心に温めるのが良いそうです。
その理由は、ここには大きな血管が通っている⇒⇒⇒たくさんの血液を一度に温められる⇒⇒⇒素早く体温を上げられる、となるからだそうです。
全身が冷える時、おへそより指2本分下にある「気海(きかい)」というツボを温めるのが効果的です。毎日温めることで、常にコンディションが安定して、元気に過ごせる魔法のツボと言われています。
KINCHO 使い捨てカイロ 温まる仕組み / 貼る場所による効果的な使い方-より
※ここでは、撮影のためにセーターの上に貼っていますが、実際にはインナーにカイロを貼って使用しています。
カイロで体を温めるのに必要な時間
血液は45秒程度で体全体を1周するそうです。
なので、カイロをあててから数分程度で体全体を暖めることができる=体温を上げることができるみたいです。
血液は約45秒で体を一周するため、お腹を温めることで効率的に全身をケアできます。また、腸には全体の7割を占めるリンパ球がいるため、免疫力のアップも見込めるのです。
エステー 冷え性の原因を”温活”で撃退!カイロ活用法に、ぽかぽか食生活も-より
カイロで温めてはいけない場所
体の中で
- みぞおちより上
- 心臓とその周辺
- 頭部
- 脇の下
この辺りはカイロで温めてはいけないのだそう。
頭痛、吐き気、その他もろもろの健康問題につながることもあるそうです。
カイロによる低温やけどにも要注意!
カイロは、使い方を間違えると低温やけどをおこすことがあります。
低温やけどは重症化しやすいとても怖い疾患のようです。
低温やけどになりやすい人
- 肌の弱い人
- 乳幼児や子ども
- 高齢者
- 糖尿病など特定の疾患のある人
- 冷え性の人
の場合、低温やけどのリスクが高くなるそう。
低温やけどをおこす条件
低温やけどをおこすのは、同じ場所をカイロで温めづづけた場合、
- 45℃ほどの低い温度なら6~ 10時間
- 50~ 60℃の高めの温度なら1~2時間
と考えられるそうです。
また、肌にギュッと貼り付くように押し付けるように使うと低温やけどをおこす時間は更短くなるのだそうです。
これらの事から、カイロで低温やけどをおこさいためには
- カイロを使う人の年齢や体の状態
- 使うカイロの温度
- カイロを使う時の時間の長さ
に注意を払う必要があると思います。
ウイルス対策におすすめのカイロ
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これらの事を頭に置きつつ、2019年から2020年の冬の間の約6か月間、色々な種類のカイロを使てみました。
その結果「これがベストだな~」と思ったカイロが「腰ホットン」でした。
以下で詳しく紹介します。
腰ホットンが良かった理由
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腰ホットンはとにかく暖かくて、最後までずっと同じ暖かさが続くのが良い点だったのですが、この点に関しては他のカイロもすべて同じ結果でした。
腰ホットンと他のカイロの一番大きな違いは、熱くなりすぎなかったこと。
そのお陰でカナ?
他のカイロを使った時には肌が赤みを帯びて痒くなるこどがしばしばでしたが、腰ホットンを使った日にはそれがありませんでした。
カイロは種類によって高温になりすぎることがあるみたいですので、どのカイロを使うのか自分にあったモノを選ぶ必要があることが分かりました。
実は私の場合、カイロが高温になりすぎると、肌に痒みを感じる(ダメージを受けている?)ため使用を中止します。
低温やけどなら怖いですから。
ですが、それではウイルス感染防止も同時にストップしないといけなくなるので、それはなんとしても避けたいことなのです。
ですので、私にはあまり高温にならないカイロが必要でした。
腰ホットンを使った日に痒みを感じることはなかったです。
これは私の考察なのですが、ホットンはカイロの中でも温度設定が低めの48℃。
そこから温度が高くならい、低めの温度で安定して温めてくれるから肌に負担が少ないのかもしれません。
と言うことで、私のベストが「腰ホットン」となりました♫
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腰ホットンのコストを抑える方法
腰ホットンの唯一のデメリットは他の一般的なカイロより高いこと。
だいたい約2倍くらいの値段です。
その問題は捨て置けないと考えたので、半分だけ使う日を作りました。
主に室内で過ごす日には半分だけ使う、アウトドアや学校行事への参加の日には1袋分を使うなどの使い分けで大幅にコストダウンできました!
腰ホットンを半分にカットして使用する方法
カットして袋に入れるだけのカンタンステップですので、やってみて下さい。
まず、ジップバッグを準備します。
袋から出した腰ホットンを…
半分にカットします。
使う方の腰ホットンはシールをはがしてそのまま使用します。
使わない腰ホットンはジップバッグに入れたら、空気をしっかり抜いて、フタをきっちり締めればそれでOK。
後日ちゃんと使えますよ。
ちなみに、カイロは酸素から遮断してしまえば発熱できませんので、この状態で保存しても全く問題ありません。
私は時々3日分くらいをまとめてカットしますが、使えなかったことも、袋の中で勝手に発熱していた事もありません。
ホットンで体温を上げるための使い方
体温を上げるために、私がどんな風にホットンを使用しているのか、実際の方法を紹介します。
1袋分を使うなら
まずは1袋分全部を使う時の方法を紹介します。
こんな風に真ん中でカットして、縦に2枚貼って使っています。
その理由は…
カットせずに使用するとこうなるのですが…
ホットンが温かいのは赤い部分。
ですので、こんな風に貼った場合はちょうど真ん中を温めることができないと思いました。
体を温めるのに効果的な太い血管は体の中心に通っているとのことですので…
半分にカットして、体の中心部分にある太い血管をダイレクトに温められるようにしました。
腰ホットンを半分だけ使う時
※2021年1月22日現在加筆中です。
【ホットンシリーズの特徴】
ここからはホットンシリーズの特徴とコストについて紹介します。
【ホットンシリーズのメーカー】
メーカーは桐灰化学さん。
しかも日本製という抜群の安心感です。
【ホットンは3秒で準備できる&すぐに暖かくなる】
ホットンを袋から出す&シールをはがすだけで使用できますので、準備時間は3秒くらい。
貼ってすぐ暖かくなりますので、待ち時間がほとんどありません。
なので、出かける直前、あるいは出かけた後に貼っても安心です。
【使用時間が長い】
私がホットンを使うのは朝7時~24時までの約17時間。
その間ずっと暖かいままです。
私のホットンの使い方は、
- 朝7時ごろホットンをつける
- その後ずっとつけたままで一日過ごす
- 入浴時のタイミング(20~21時ごろ)に一度外す
- 外したホットンをパジャマに付け替える
- 眠るすこし前、24時ごろホットンをパジャマから外す
- 外したホットンをお布団の足元に入れる
毎日こんな感じです。
お布団に入れるタイミングになると、使い始めから17時間程度、長くて18時間経っています。
その後、約10~30分そのまま放置しておくのですが、ホットンを入れたお布団の中はとっても暖かくなっています。
ということで、18時間くらい暖かさが続いていることになります。
また、たまにお布団から出すのを忘れることがあるのですが、そんな時は朝まで暖かいままでした。
もちろんこの使い方はNGなのですが、その凄さを実感できるエピソードでした。
【重要!】
桐灰さんのカイロはお布団に入れてもOKですが、メーカーによってはお布団にカイロを入れるのはNG。
火災のリスクがあるそうです。
また、メーカーに関わらず、カイロを布団に入れたまま眠るのは低温やけどの危険があるのでNGだそうです。
お家に帰ってからもまだ温かい場合には、衣類からはがして布団の中に入れておきます。寝るときには、布団がポカポカと温まっています。
- ※寝る際には必ず布団からカイロを取り出してください。
【衣類に貼って使う】
ホットンは衣類に貼って使うタイプ。
手軽ですし、肌荒れを気にする必要もないので私にはこのタイプがベストです。
それに、ホットンはとっても粘着力が強いみたいで、使っている途中で取れてしまったことはこれまで一度もありません。
付け直しをした時は粘着力がいくらか落ちますが、それでも落ちてしまったということも今のところありません。
ただ、私の場合はインナーに貼って使うので、粘着部分に繊維が残りにくいのかもしれません。
ですので、ニットなどの繊維が残りやすい洋服でつけはずしした場合は注意が必要かもしれないです。
ちなみにこれは、デニムにしっかり貼り付けてはがした状態です。
粘着部分にはデニムの繊維がしっかりと残っていますが、粘着力そのものは問題ありませんでした。
せっかくなので、別の洋服に張り付けてみましたが、きっちりしっかりくっついています。
ただし、粘着力が強い分、繊細な生地の洋服はもしかするとダメージを受けるかもしれませんので要注意です。
【寒さに負けない温かさ】
温度は48℃。
書かれている通りの暖かさを体感できますので、文句なしです。
氷点下近い日でもちゃんと暖かかったです。
【よれない】
丸の中がホットンの暖かい部分です。
薄くて固いので、使用している間に形が崩れたりよれたりしません。
また、このような状態でつけたとしても中身が下にたまるとか、偏ることもありませんので、赤マルの部分はずっと暖かさが続きます。
【大き目サイズ】
ホットンはこのように大き目サイズですので、下腹部全体をしっかりと温めることができます。
サイズは26㎝。
結構大きくて…
貼るとこうなります。
私の場合、カイロのサイズが小さいと、寒くて1度に複数使用することになりますが、ホットンは大きいので1個で充分でした。
また、中央部分でカットして縦に張り付ければ、お腹全体を暖めることができます。
ちなみに私はこっち、タテ貼り派です。
丁度真ん中にはミシン目がついていますが、手ではカットできませんので、ハサミは必須です。
【洋服に響きにくい】
ホットンの厚みは3mm程度。
ですので、洋服に響きにくいです。
別の角度で見ても、こんなに薄いです。
とはいえ、少々ふっくらしていますので、タイトな洋服だとちょっと響くかもしれませんのでご注意を。
【汚れない】
カイロは種類によって洋服が汚れることがあるのだそうですが、ホットンは大丈夫でした。
これまで、洋服が汚れた事は一度もありません。
【臭わない】
カイロは種類によって匂いがあるみたいですが、このホットンは全く匂いがないので周囲が気になりません。
【低コスト】
ホットンの値段は、1個100円弱。
毎日使っても月間コストが3,000円程度におさまります。
2020年12月現在、楽天24の価格は10枚入りで711円ですので、月間コストを2100円くらいに抑えられます。
それでもカイロの中ではやや高いと感じるかもしれませんが、これだけ充実した機能でこの金額なら安いと思えました。
以上、私が腰ホットンがベストと思える理由でした。
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カイロ以外で体温を上げる方法
カイロ以外でも工夫次第で体温を上げることができるのだそう。
以下にその方法を紹介しますので、挑戦してみて下さい。
- 入浴時に湯船につかる(ぬるめのお湯にゆっくりつかる)
- 体を動かして筋肉を増やす
- 温かい食べ物や飲み物で内臓を直接温める
- 体を温める食べ物を食べる(発酵食品、根っこ野菜、緑黄色野菜など)
- 栄養バランスのとれた食事
- 体を冷やさない工夫(洋服、室温の管理)
- ストレス発散
- 良質の睡眠
などなどです。
これらを長く続けることで徐々に自分の体温そのものを上げることもできるのだそうですよ。
お試しください。
コロナウイルス対策にカイロを活用しましょう
新型肺炎コロナウイルス対策の備えとして、カイロでの対策を紹介しました。
カイロを活用することで、体温を上げることができる=免疫力を上げられるのだそう。
これは、ウイルス対策にとっても効果的な方法なのだとか。
少々コストがかかりますが、健康のために取り入れてみて下さい。
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