こんにちは、ばあばです。
2019年5月初旬ごろ、止まった時間を動かすと言われている「とっきりさま=時切様」に行ってきました。
私がここに行ったのは、自分の中でモヤモヤしている問題を解消して、止まった時間を前に進めたかったから。
生きていると、悩むことっていろいろありますから。
結果、気持ちの整理がついてグググッと前進できたので「行ってホントによかった」と思っています。
もし今あなたが、
- 失恋と向き合いたい
- 自分の中でけじめをつけたいことがある
- 待つか待たないかで迷っていることがある
など、そんなモヤモヤした悩みを持っていて、何とか止まった時間を前に進めたいと願っているなら、とっきりさまに行ってみるのも良い方法かもしれません。
そこで、一足先に行ってきたばあばが、その時の様子をこの記事で紹介しますね。
良かったら参考にしてみてください。
≪もくじ≫
- とっきりさまとは
- ばあばがとっきりさまに行った理由
- とっきりさまへのアクセス
- とっきりさまへ参拝
- とっきりさまの基本情報と注意点
- とっきりさまで、「時を切ってお願い」したら、前に進むことができました。
とっきりさまとは
ときりさまの正式名称は「時切稲荷神社(とききりいなりじんじゃ)」。
俗称が「とっきりさま」なのだそう。
ということで、ここでは親しみを込めて、「とっきりさま」と呼びたいと思います。
さて、このとっきりさまは、期限を切ってお願いすれば、その日までになくしたものが帰ってくる神様なのだそう。
ですが、期限までになくしたものが戻ってこなかったら、キッパリと諦めて、その日を境に前に進む日とするのだとか。
こうすることで、止まった時間を動かすのですね。
厳しいような、それでいてなんだか本当の意味での優しさを感じます。
例えば失恋の場合
例えば失恋の場合。
ふられた、あるいは別れた後にでも、どうしても忘れられない人がいるとします。
そんな時って、ついつい「待っていれば思いが届く日が来るかもしれない」と、そんな気持ちになることってありますよね。
これ、ばあばにだってわかります。
私もその昔、そんな切ない恋愛をしたことがありますから。
ですが、そんな思いを抱えていつまでも待ち続けるのはちょっとしんどいです。
そうこうしている間に、どんどん時間だけが過ぎてしまい、それを受け入れるのも不安と、そんな思いにもかられます。
そんな時には、このとっきり様に来て、時を決めてお願いするのだそう。
例えば、「私たちがであったあの日までにもう一度彼から連絡が来ますように」と、そんな感じでしょうか。
その後は待つだけ。
もし、二人の縁がまたつながるなら、失くした恋のお相手から連絡が来るはず。
しかし、そうならなかった時にはキッパリ諦めて前に進む。
こうして、どんな結果であれ受け入れて、その方向に進むのです。
あるいは失恋以外
恋愛以外でも、仕事・スポーツ・音楽活動などなど、色んなシーンで「待つか前に進むか」、あるいは「続けるか辞めるか」などの判断を迫られる場面があります。
- 今の仕事を続けるべきか、新たな道に進むか
- 選手のままでいるべきか、育成の道に踏み出すか
- 音楽の道を追いかけるか、あるいは就職活動するか
と、こんな具合に。
そんな風に迷った時、このとっきりさまで「時を切ってお願い」をしてみると、自分の心を決める手助けをしてくれるかもしれません。
詳しくはこちらに書かれています。
参考にしてみてください。
ばあばがとっきりさまに行った理由
ばあばがとっきりさまを訪れたのは、失恋の痛手をいやすためではありません。
残念ながら。
実はこの時、ばあばは仕事のことで決められないままモヤモヤしていたことがありました。
「止まるか進むか......」
そんな時、夫が誘ってくれたのがこのとっきりさま。
私が「迷っている」とかいいながらも、心は進む方向に舵を切っていることに気づいていたのだと思います。
「進みたい、でももしダメだったら?......」
こんな風に考えて、身動きが取れないまま時間だけが過ぎていました。
そのことにジレンマを抱えていた私。
きっと夫は私の気持ちに気づいていて、とっきりさまに連れてきてくれたのだと思います。
時を切って、自分の心と向き合うようにと。
こうして、私の決断の背中は押され、今は前に進むことができています。
とっきりさまありがとう。
そして夫にも感謝感謝のばあばです。
とっきりさまへのアクセス
とっきりさまに向かったのは2019年5月初旬ごろの週末。
岡山駅付近を出発して、津山方面に1時間と15分程度車を走らせた場所にありました。
- 移動手段:車
- 移動時間:岡山駅から約1時間15分
- ルート:国道53号線経由
- ナビ:有効(現地までナビで到着できました)
- 渋滞:なし
- 移動中の休憩:1回
- 高速道路:利用せず
移動中
岡山市内を抜けるまではほんの少し道路が混みあっていましたが、15分も走ると後は凄くスムーズ
信号以外はほぼノンストップで走ることができました。
53号線ってドライブに最適のコースですね。
あとは延々と53号を津山方面に進みます。
とっきりさま付近
1時間ちょっと経過したところで「里方(さとがた)」という信号が見えてきました。
ここを左に曲がります。
すると、線路(津山線)と平行に進む道に出ますのでここを直進。
すると、右側に赤いのぼりが見えてきます。
ちょっとわかりにくいのですが、写真の右前方、赤の矢印がとっきりさまの入口。
よく見ないと行きすぎてしまうそうになりますので要注意です。
とっきりさまに到着
とっきりさまに到着しました。
ここが入口。
看板と赤いのぼりが目印になっていますので、くれぐれもお見逃のないように。
とっきりさまの駐車場
とっきりさまの駐車場は、到着地付近にはありませんでした。
徒歩10分くらいの場所にある「誕生寺第3駐車場」の利用が可能なのだそう。
とっきりさまへ参拝
これがとっきりさまのお社。
入口から徒歩5~10分くらいで到着します。
早速向かいましょう。
入口付近
看板のある入口付近を奥の方向に進みます。
とっきりさまは小高い山の中にあるみたいで、ちょっとの間こんな感じの山道が続きます。
この辺りはある程度の道幅もありますし、比較的なだらかですので、歩きやすかったです。
石段へ
少し進むと石の階段が見えてきますので、ここを登ります。
石段手前、右側には「つえ」が2本用意されていました。
ってことは......
徐々に険しい
道は徐々に少々険しい感じに変わります。
安定している石段もありますが......
敷かれているブロックがグラグラ不安定な場所があります。
お越しの際は転ばないように注意して進みましょう。
鳥居
こうして進むと、たくさんの鳥居が見えてきます。
ここからも階段ですが、もう少しガンバりましょう。
あとちょっとでとっきりさまに到着です。
最後の階段
鳥居をくぐって少し進むと、目前にお社が見えてきます。
少々勾配キツめの階段を登ります。
一番上まで登ってパシャリ。
こうしてみると、結構な高さです。
お社へ到着
登りきると目前がお社です。
周囲を見渡すと、ここにも鳥居が。
そして、周囲に目を移すとこんな風景も。
なんだか幻想的にすら感じてしまいます。
空を見上げると木々に覆われていて、とってもすがすがしい気持ちになりました。
きっと、ばあばの淀んだ心が洗われたのでしょう。
「心のお洗濯」できたカナ?
参拝
心の淀みが取れたところで参拝。
二礼二拍手の後に
- 時を切る⇒今日の深夜24時
- お願いごと⇒とどまらず前に進む。
と、こんな感じでお願いしてみたら、なんだか気持ちがすっきり。
今は前進あるのみという感じで邁進できています。
滞在時間
今回、とっきりさまでの滞在時間は30分程度とかなり短め。
ですが、心の整理ができましたので、ここに来てよかったと思います。
とっきりさまの基本情報と注意点
基本情報
- 住所:〒709-3602 岡山県久米郡久米南町下弓削502−1
- 公式サイト:久米南町/とっきりさま
- 問い合わせ先:久米南町産業振興課
- 電話番号:086-728-4412,086-728-2134
その他お役立ち情報
- 有人・無人:特別な日をのぞき無人みたいです。
- 食べ物や飲み物:ありません。
- 駐車場:あります(徒歩10分の場所にある誕生寺第3駐車場)
- トイレ:ありません。(と思います)
- オススメの服装:虫対策に長そで&長ズボン&足首が隠れるソックスを、足元はスニーカーなど歩きやすい靴がオススメ。
- 授乳期の赤ちゃんと一緒:抱っこひもなどの利用がオススメ。階段がありますので、ベビーカーでの移動はできないと思います。
- 子どもが一緒:参道は足元が悪い上に急な階段やガケなどがあります。転倒や転落には十分注意しましょう。
- 高齢のおじいちゃん、あばあちゃんと一緒:車いすでの移動は不可です。また、自力で歩ける場合でも、足元の悪さ・段差の高い階段など、歩行にとって悪条件の場所がいくつかあります。
その他注意点
- 虫が多かったです
- 野生動物がいるかもしれません
とっきりさまで、「時を切ってお願い」したら、前に進むことができました。
とっきりさまについて紹介しました。
人生いろいろ。
時が止まってしまうことって誰にだってあると思います。
自分で奮起して、前進できればそれでよし。
ですが、どうしてもそれができない時にはこの「とっきりさま」に頼ってみるのもアリかも。
もしかすると、あなたの背中を優しく押してくれるかもしれません。
頑張ってね。
☆☆☆☆☆
以上、ばあばでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。